歴史
承和五年(838年)消息が途絶えた出羽の郡司小野良実卿を探し、京から娘の小野小町が訪ねてきました。吾妻山を越え米沢にたどりつき、その奥の滝の落ちるほとりのいで湯に出会い、体を休めたとの言い伝えが残されています。小野川温泉と滝湯の名の由来はそこから来ています。悠久のときが流れる「滝湯」に身とこころをたっぷりと浸し、このひとときをお楽しみ下さい。
入浴について
「滝湯」は、源泉100%かけ流しです。浴槽の白い沈殿物や浮遊物は、湯の花で、美肌効果が有ります。硫黄成分は血流を良くし、ナトリウム成分は保温効果を高めます。温泉の効能を高めるためシャワーを使用しない湯上がりをお勧めします。源泉は80.3℃と36℃の2種類をブレンドし、42℃前後を目処に調整しています。
- 入浴券を購入後は、脱衣所に券を提示したままご入浴ください。お帰りの際に室内に設置してある券入れ(ポスト)にお入れください。(券の購入が出来ない時は現金を脱衣棚前に提示しお帰りの際、券入れに入れて下さい)
- 昔ながらの浴場になりますので石鹸やシャンプーなどは設置しておりません。タオル等はお客様でご持参ください。
- 入浴の際は浴槽の清潔のため、体を十分に流してからお入り下さい。また浴槽にタオルを入れないで下さい。
入浴券について
入浴券は入り口横の券売機、もしくは次のお店でご購入ください。月極めの契約も各店で行っています。
佐藤理容所 / 龍華食堂 / 岩瀬商店 / ぼぬーる / 丸田屋
無銭入浴は固くお断りしております。滝湯は皆様の入浴料で維持されております。
入浴のマナー
- 湯船に入る前には「かけ湯」をしてください。
- タオルは浴槽に入れないようにしてください。
- 混み合っている場合は譲り合いながら入浴しましょう。
- 脱衣所に戻る際は身体をよく拭きましょう。
- 染髪・喫煙・撮影は固くお断りしております。
- 入浴後は水分補給も忘れずに。
- そのほか、周りのお客様に迷惑にならないように入浴しましょう。
◆ご注意◆
- 月決めのご契約者の入浴時間は午前6:00時〜午後8:30時です。
- 入り口扉は自動施錠となっており、施錠後は中からも開きません。閉じ込められた場合の責任は負いかねます。
- 浴場の衛生と安全のため、ゴミやカミソリは各自お持ち帰り下さい。
- 忘れ物は「忘れ物箱」に無い場合は、組合長にお問い合わせください。
- 忘れ物に関しましては責任を負いかねますのでご注意ください。
滝湯組合